2回目のデートでは、1回目で分からなかった相手の内面が見えてくる時期です。思っていた人と違うということもよくあるため、1回目が実現したからといって安心してはいけません。2回目のデートで振られることも多いからです。
また、緊張もほどけていき、相手との距離も縮まっていく期間でもあります。2回目のデートで上手くコミュニケーションが取れたら、婚活成功に一歩近づけます。
婚活デートのペース
2回目のデートを考える時に悩むのが、デートのペースです。婚活は通常の交際とは違うため、デートのペースにもぜひ気をつけたいところです。あまりデートの予定を詰めすぎると、相手からがっつきすぎていると思われて、警戒されてしまいます。
デートの期間が空いてしまうと、「自分と本当に結婚する気持ちがあるの?」「何かしてしまった?」と不安にさせてしまいます。また、婚活では複数の相手と仮交際するのは当たり前なので、あなたに対する気持ちが冷めて、他の人に目が向いてしまうこともあります。
婚活では大体、仮交際を始めて3か月くらいまでで、本交際に進むかどうかを決めるケースが多いです。月に1~2回くらいのペースでデートを行い、合計3~5回ほど繰り返していきます。2回目のデートは、大体1回目の後から1~2週間までが良いでしょう。
男女別2回目のデートの誘い方
2回目のデートに誘うことを決めたなら、それを意思表示しなければ何も始まりません。ただ「どのように誘えばいいの?」「女性から誘うと引かれない?」と、正解が分からない場合もあるでしょう。婚活デートではどちらから誘って構いませんし、女性側から誘っても相手に引かれることもありません。男性は恋愛に奥手の方も多いため、女性から誘うと喜んでくれる方が多いです。
デートに誘うきっかけとして、男性は買い物や相手の趣味に合わせて誘うと良いでしょう。例えば「買い物についてきて欲しい」「映画を一緒に観ない?」などです。
女性は基本的に買い物が好きなため、喜んでデートの了承をしてくれるはず。あるいは、事前にメールのやり取りで相手の趣味や嗜好を確認しておいて、相手が興味のある場所に誘いましょう。
女性からデートに誘う場合は、スポーツ観戦やレストラン、お酒が飲める場所がおすすめです。スポーツ観戦が初めてでも、「ルールを教えて欲しい」と頼めば、快く説明してくれます。男性は基本的に、自分の知識を誰かに説明して、関心を持たれるのが好きだからです。
レストランやバーに誘う場合は、曖昧な表現ではなく「○○店に行きたい」とはっきり告げましょう。男性は曖昧な言葉を苦手とすることが多いです。
2回目のデートに最適な場所
初回のデートでは、飲食店でランチやお茶などを楽しんで、2時間程度で解散する流れが多いです。すると、2回目はどのようなデートプランをセッティングすれば良いのか、悩んでしまう方も多いと思います。
2回目のデートとしておすすめなのは、1回目のデートで話題に出た場所や相手の趣味と合致する場所、1回目のデートで行かなかった場所などです。例えば、相手が行きたいお店や、観たい映画を上映している映画館などが良いでしょう。相手が動物好きならば動物園や水族館、お花好きならば植物園、スポーツ好きならばアミューズメント施設などに誘うことができます。
2回目のデートでは初回とは違い、お相手と過ごす時間が増えます。その理由は、もっと多くの時間を共に過ごすことにより、その人の内面を図る必要があるからです。しかし、相手を長く拘束してしまうと疲労を感じてしまうかもしれないため、昼頃にデートを始めたら夕方までには終わるように配慮をしておきましょう。夜デートの場合は、必ず終電までには帰れるようにプランを立てるのがマナーです。
どうしても相手が喜びそうなデート場所が思いつかないという人は、メールなどで事前に相談しておくのがおすすめです。一緒にデートの計画を立てる楽しさも生まれます。
2回目デートで家やドライブは時期早々
2回目のデートで親密になろうとして、お家デートやドライブデートを選ぶ人もいますが、まだ早いので避けてください。
相手のことが良く分からないのに密室でのデートは、特に女性にとってはハードルが高いです。「お家デートをしよう」と提案するだけで警戒されてしまい、振られる男性も多くいます。こちらに気を使ってくれない、気が利かない男性だと判断されてしまいます。
ドライブデートも密室で、何か嫌なことがあっても途中で逃げられないため、信頼関係を築けていない場合は嫌がる女性が多いです。ドライブデートで男性側の好感度が下がり、破局するケースもあります。男性は運転をしていますが、女性は何もすることがないため、スマホを見がちになります。
このスマホ操作については個人により考え方が異なるため、よく問題になります。まだ親密になる前のドライブデートやお家デートはやめるべきです。
デート2回目の会話内容
デートの初回はほとんどの場合、自分や相手の紹介で終わるケースが多いです。2回目は相手のことをもっと知るために、相手の会話に耳を傾けましょう。
自分も相手のことが知りたいため、質問したいのは分かりますが、あまり質問攻めにするのはやめたほうが無難です。楽しいデートという雰囲気では無くなってしまうからです。相手の話の内容から価値観が合うのかなどを確認しましょう。
そして、相手の家族構成や年収、貯金などの踏み込んだことを聞くのは、2回目のデートではタブーです。もう少し関係性が深まってからにしましょう。
話し方は初回よりもややフランクでも構いませんが、あまり馴れ馴れしいのはNGです。仮交際相手の1人でしかない場合が想定されるため、きちんと誠実に振る舞いましょう。
また、初回デートで話したことを繰り返すのもダメです。自分の話をきちんと聞いていなかったと思われて、振られてしまいます。忘れっぽい方は、できるならデート後に話した内容をメモしておくと良いでしょう。
スキンシップの悩み。2回目のデートで手をつなぐのはアリ?
婚活は通常の交際とは異なります。なので、どのようにスキンシップを取れば良いのか、2回目のデートで手をつないでも良いのか、判断がつかないことも多いでしょう。特に今まで交際経験があまりなかった方は、「手をつないだら相手から嫌がられないか」と悩んでしまうものです。
結論から言うと、手をつないでも良いタイミングは、相手とのフィーリングが合った時です。相手が「手をつなぎたいな」と思った時が、つないでも良いタイミングと言えます。しかし、これだけでは分からないでしょう。
実際は、3回目のデートから手をつなぐことをおすすめします。その理由は、1~2回目のデートでは相手のことを知ることを主としているからです。
3回目からのデートで、ドライブデートなど、相手と親密になるためのデートをします。デートが2回目まで続くなら相手はかなり自身に好意を抱いていると考えられますが、2回目のデートでは控えておいて、親密になったと判断した時に手をつなぐなど、スキンシップを図りましょう。
脈なしと諦める相手の行動パターン
婚活で複数の相手と仮交際をしている場合、自分に脈ナシの相手が分かっていたほうが、今後の婚活がスムーズにいきます。成婚するためには、脈ナシの相手ならきっぱりと諦めて、違う人にアプローチしなければならないからです。
男性の場合、脈ナシ女性がする行動は次のデートの予定を立てないことです。メールでデートに誘っても「忙しいから」といつも断られている場合、残念ながら脈ナシと言えます。いくら忙しくても、少しくらいはスケジュール調整できるはずです。なのに断られるということは、相手に好意がない証拠です。この場合はしつこくメールを送らずに、きっぱりと諦めましょう。
また、デート中に「楽しかった」といったポジティブな言葉や笑顔がないケースも脈ナシと言えます。相手に好意がある場合は、自然と笑顔になるものです。それがないということは脈ナシの証拠です。
女性の場合、脈ナシ男性がしがちな行動は、メールの返信が遅くなることです。2回目のデート後、すぐに男性からお礼のメールを送るのは婚活ではマナーですが、それがない場合や遅れて返信があった場合は脈ナシです。もし脈アリなら「デート楽しかったです」「また会いたいです」など、すぐにメールがあるはずです。
また、普段のメールでも、こちらがメールを送ってもなかなか返信がないことが続いた場合は、脈ナシと言えます。ただし、忙しいだけの人もいるため、きちんと判別してから諦めましょう。
返信があった日にこちらもメールを送って、その日に何往復かメールが続けば、忙しくてメールができなかった人です。相手からメール返信があって、こちらもメールしたけれど、また数日後に返信があるような場合は、脈ナシと判断できます。
デート2回目で告白のタイミングのケース、次回持ち越しのケース
婚活で「この人とならやっていけそう」と最終決定した場合、どのタイミングで相手に告白すれば良いのか、迷うものでます。「デートの2回目に告白するのは早い気がする」とためらうこともあります。確かに、一般的に告白はデート3回目のタイミングで行うことが多いです。
しかし、絶対にこの人と結婚したいと決めたら、告白の時期は関係ありません。婚活はライバルがいることが多いので、相手にビビッときたら、思い切って告白してしまいましょう。
告白のタイミングとしては、個室のあるおしゃれなレストランでお酒を楽しんでいる時や、夜景の見えるレストランでディナーを取っている時などがおすすめです。ロマンティックな雰囲気が漂う場所、ゆったりした時間が流れる場所が告白には向いています。
この時に大切なのは、自分独りよがりにならないことです。自分がこの人と付き合いたいと思っていても、相手が同じ気持ちでなければなりません。まだ相手が交際を考えられない雰囲気なら、告白は次に持ち越しましょう。何事も焦ってはダメです。
まとめ
婚活デート2回目では、相手の内面がよく見えてきます。良くも悪くも想いが動き出す時です。1回目が成功したからといって、気を抜かないようにしましょう。特に、過度なスキンシップは厳禁です。あくまでも健全なデートを心がけ、デートを楽しみましょう。